被災地から発信し繋いでいく

2011年3月11日に起きた東日本大震災後、道路も物資も情報も遮断された被災地に大勢の人がボランティアなどに入りました。
テレビやラジオは行方不明者や震災後の悲惨さを伝えたりはしましたが「被災地が今リアルタイムで何を必要としているか」ということがうまく伝わらなかったのが現実です。というのは、結局情報発信地が主に首都圏にあり、被災して情報が遮断された土地が東北方面で首都圏から少し遠いことがあります。支援物資を届けたくても「これが足りない」という情報を支援側が把握して用意して持っていくのに、かなりの時間を要しています。

そこでボランティアとしてITを提供した人もいます。IT企業などからパソコンやプリンターを提供してもらい、情報を発信する活動をしたそうです。支援する側があれこれ想像して支援するのではなく、被災側から「これが足りません」と発信していくのです。被災地で変わっていく支援のニーズにも対応できます。ITは被災地と支援する側とを繋いだのです。

ボランティアの人々は高齢者にも使えるIT(例えばラクラクホンみたいなもの)を導入して情報共有化に努めました。篭りがちになってしまう被災地で、被災者同士や被災者と公共機関の間の発信受信に一役かったのです。

大きな被害を残した東日本大震災ですが、日本人の底力を見たような東北方面の方々。それを今も他の地域の人々と繋がっていきたいから、ITはもっといろんな人も巻き込んで、人と人との繋がりを大切にして情報発信していけたらと思うのです。
今後もエンジニア達の努力次第で東北のみなさんの生活をより一層快適なものになるかもしれません。
特に、スキルの高いシステムエンジニアは、企業だけでなく現地で暮らす人々の役に立ちそうです。

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